3月から中国で留学するみなさん、
出発まであと1ヶ月ですね。
ちょっと気が早いかもしれませんが。
みなさんが荷造りを始める前に、
持ち物について話をしておきましょう。
持ち物って考え出すとドンドン増えるんですよね。
でもすべて持って行くってわけにもいかない。
絶対に持っていくものを先に押さえておきましょう。
●パスポート、チケット
さすがに忘れませんよね。笑
●留学に関する書類すべて
大学から送られてきた書類、
健康診断を受けたときにもらったもの、
ビザ申請で大使館から受け取ったものなどなど。
もうとにかく、思いつくもの一通り全部です。
書類関係は迷ったら持っていく。
現地に着いて必要!とかなると大騒動になりますし。
紙ですからかさばりませんしね。
●文法書
これ、絶対に必要です!
悪いことは言いません。
だまされたと思って持って行ってください。
現地に着いて必ず私に感謝することになるでしょう。
ヨシノに足向けて眠れなくなります。笑
学校でテキストもらうんだから大丈夫と思ってませんか?
中国の大学で使うテキストって、
基本的にすべて中国語で書かれてます。
たまに英語が出てくる程度。
当たり前ですが、日本語なんて出てきません。
さらに、文法についての説明がほんのちょっとしかありません。
本当にちょろっとしか書かれてないんです。
なので、テキストを見れば分かるってのは絶対ムリ。
断言します。ムリです!
しかも、中国に着いて慣れるまでは、
授業中の先生の説明もあまり聞き取れない。
そんなときに頼りになるのが日本語で書かれた文法書です。
文法書が有るか無いかで、
予習、復習の時間が倍以上違ってきます。
文法書は絶対に必要です。
今使っているのが1冊ありますよね。
それは必ず持っていきます。
できればそれとは別に、
違う筆者が書いたものをもう1冊持って行って下さい。
片方を読んでよく分からなかったけど、
もう1冊を読んだら理解できた。
そういうことがよくあります。
●辞書
紙の辞書に慣れているという方はそれで良いですが、
どちらかというと電子辞書の方が便利です。
街に出るときなども持っていけますし。
今から買うという方は、
手書き機能とバックライトが付いているものがおすすめ。
別に最新機種でなくてOKです。
中古や型落ち品でも良いですので、
この2つの機能が付いていると便利です。
電子辞書のタイプって2つありますよね。
1つは開閉式のもの。
開いた側の裏側が液晶画面で、もう一方がキーボード。
一番オーソドックスなタイプです。
もう1つは開閉式じゃないもの。
ストレートタイプとも言います。
大きめのスマホくらいのサイズで、
上半分弱が画面、その下がキーボードです。
私も昔は開閉式を使ってました。
CanonのWordtankってシリーズです。
ところが何度も開閉しているうちに接続が悪くなり、
最後は画面が映らなくなりました。
それ以上に、いちいち開け閉めするのが面倒!
それで今はストレートタイプを使ってます。
SharpのBrainというシリーズの中の一機種です。
バックライト付きで手書き入力もできます。
英語の電子辞書もストレートタイプに買い換えました。
画面の大きさとか操作性とか、
どちらも長所短所がありますので。
お店で実際に試してみてください。
それから、スマホの辞書アプリを使ってる方。
辞書の内容に問題がなければOKです。
ただ、一つ注意が必要です。
中国の携帯はSIMフリーです。
日本のスマホはSIMロックです。
ですのでSIM解除などをしない限り、
日本のスマホを中国で使うことはできません。
なので、
オンラインタイプの辞書アプリはアウトです。
オフラインで使えるものを入れていきましょう。
●パソコン
ほとんどの留学生がノートパソコンを持っていきます。
メールのやり取りをしたり、
ニュースサイトで情報収集したり。
パソコンは必需品です。
●ウイルスソフト
絶対必要です。
必ずインストールしておきましょう。
ちなみに私はノートンを使っています。
重いのは重いんですけどね。
中国生活7年でウイルス感染ゼロです。
●デジカメ
旅行に行ったり、クラスメートと写真撮ったり、
ブログのネタを作ったり。
やっぱり写真撮りたいですよね。
●インターナショナルカード
前回のメルマガで紹介しましたが、
中国のATMで使えて便利です。
個人的にお勧めは新生銀行のカード。
最初からインターナショナル対応で、
年会費なども一切いりません。
手数料も他行より安いです。
次に、絶対というほどではないけど、
あったら便利というものを。
●常備薬
かぜ薬とか目薬とか、
普通の薬は街角の薬局で買えます。
ただ、日本とまったく同じ薬を買えるわけではありません。
常備薬があるという方は持っておくと安心です。
●文房具
ノート然り、ペン然り、品質が悪いです。
特に極細のジェルタイプのボールペン。
中国製のは使い物になりません。
文房具にこだわりがあるという方、
日本から1年分持込んでください。
そんな人いないと思ってるでしょ。
います。私です。笑
ボールペンは今でも日本で買って持ち込んでます。
それと、単語カード。
厚紙を金属のリングで束ねたアレです。
中国には売ってません。
私、1回しか見たことないです。
単語カード愛用者は持ち込んで下さい。
●ちょっとした日本食
大都市圏は必要ないです。
上海、北京は言うまでもなく、
西安とか成都とか内陸でも日本料理店はあります。
でも、そんなことが期待できない地方都市へ行く方。
インスタントのおみそ汁とか、ふりかけとか。
日本食が恋しくなった時にありがたいものですよ。
あと、使えるのが100円ショップです。
鯖の味噌漬けとか缶詰がありますよね。
ああいうのを持って行くとか。
あ、それと、
●耳かき
アホか?と言われそうなんですが。
書いてる私も何書いてるんだろうって思うんですが。
日本製のと本当に耳障りが違うんですよ。
耳へのフィット感が違います。
いや、本当に。
耳かきにこだわりがある方。
ぜひ1本。
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【今週のまとめ】
1) 日本語で書かれた文法書は絶対必要!
2) ノートパソコンも必需品
3) ウイルス対策もお忘れなく!
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